ふたりぼっち
遠距離恋愛をしている彼とのこれまでの歩みを書いています。
10.中学生

私と彼の信頼関係が深まってから何度もメールをした。
きっと彼の心も軽くなったんだろう。
すべてを明かしきれたから。

彼:【明日高校入試の合格発表なんだよなぁ。マジ緊張するんだけど】

そう言われてみれば彼はまだ中学を卒業したところだった。
なんだか可愛かった。

私:【全力尽くしたんでしょ?】
彼:【うん。】
私:【じゃあ大丈夫やろ!心配してもしょうがないやん!明日の結果待つだけだよ♪】
彼:【無理してちょっとレベル高いところ受けたからなぁ】
私:【でもそんなに倍率高くないでしょ?】
彼:【2.8】

正直かなりびっくりした。
公立高校の入試でそんなに倍率が高いとは思ってもなかった。
私の住んでいる地域の高校入試はレベルが高くても公立高校の数も多いから、その学校のレベルよりかなり低くない限り落ちることはない。
高校入試なんてそんなものだと思っていた。
いくら勉強してもしなくても結局は受かるのだ。

私:【めっちゃ高いやん!】
彼:【うん】
私:【でも全力尽くしたなら大丈夫やろ♪明日まで緊張やなぁ(笑)】

と送った矢先。
寝たみたいでメールが返ってこなくなった。
宏弥らしい。
緊張しているはずなのにしっかり寝た。
私はそんな宏弥を想像すると微笑まずにはいられなかった。

私はすっかり宏弥の愛しさに縛られてしまっていた。


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